出版社内容情報
《内容》 体液,電解質,酸・塩基平衡の異常はしばしば患者の容態を急変させ,生命を危機状態に陥れる.ナースはこれらの異常のサインを最初に見つける立場にある.本書はベッドサイドでよく出合う主要な体液,電解質,酸・塩基平衡の異常・障害について,アセスメントからケアの効果の判定にまでを,焦点を当てた的確な記述でわかりやすく解説している.2色刷. 《目次》 【主要目次】第1章 体液・電解質異常における看護過程の展開第2章 主訴を探る第3章 体液と電解質のモニタリング第4章 体液バランスに異常のある患者のケア第5章 酸-塩基平衡に異常のある患者のケア第6章 ナトリウムバランスに異常のある患者のケア第7章 カリウムバランスに異常のある患者のケア第8章 クロールバランスに異常のある患者のケア第9章 カルシウムバランスに異常のある患者のケア第10章 リンバランスに異常のある患者のケア第11章 マグネシウムバランスに異常のある患者のケア
内容説明
本書の第1章では、専門的なケアを提供するためにどのように看護過程を用いたらよいのかということを説明している。すなわち、患者の問題をどのように明らかにするか、ケア計画をどのように立てるか、目標とする患者の状態をどのように設定し、必要な看護介入をどのように決めていくか、そしてその目標が達成されたかどうかをどのように評価するのかが解説されている。また、体液・電解質異常のある患者ケアにおいて用いられる重要な看護診断が簡明な形で記されてる。第2章では、患者の主訴をアセスメントするためのガイドラインが書かれている。第3章には、バイタルサイン、動脈圧、中心静脈圧、肺動脈圧、肺動脈楔入圧をモニターするうえでのガイドラインが記されている。また、血液を断続的に採取できる血清電解質のモニタリングの方法についても学ぶ。第4章から第11章では、ベッドサイドでもっともよく出合う11の体液、電解質、酸‐塩基平衡の異常について網羅している。
目次
第1章 体液・電解質異常における看護過程の展開
第2章 主訴を探る
第3章 体液と電解質のモニタリング
第4章 体液バランスに異常のある患者のケア
第5章 酸‐塩基平衡に異常のある患者のケア
第6章 ナトリウムバランスに異常のある患者のケア
第7章 カリウムバランスに異常のある患者のケア
第8章 クロールバランスに異常のある患者のケア
第9章 カルシウムバランスに異常のある患者のケア
第10章 リンバランスに異常のある患者のケア
第11章 マグネシウムバランスに異常のある患者のケア