出版社内容情報
《内容》 薬物相互作用に起因する薬害が増加しており,臨床薬理学に対するニーズと期待が高まっている.本書は,医学部・薬学部学生向けに,有効性と安全性の高い薬物治療を行うために必要な理論を解説したテキストである.付録のパラメータ値一覧表は100品目以上の医薬品について,可能な限り日本人のデータを集めてまとめた.
内容説明
本書は「臨床薬理学」の基礎を平易に解説することに重点を置いた総論的部分と、主要な疾患に対する「薬物治療学」の基礎を与える各論的部分から構成されている。
目次
1 臨床薬理学とは
2 医薬品の開発
3 ヒトと薬の関係
4 薬物有害反応
5 薬物相互作用
6 薬理作用の個人差と薬物投与設計
7 服薬コンプライアンスとその評価
8 臨床薬理学に基づく治療薬の使い方
9 臨床薬物中毒学