内容説明
セイレムの私室で孤独と葛藤しながら数々の名作を創出した若きホーソーン。その傑作短篇を読む。
目次
第1章 語り手―『ファンショー』
第2章 変形への躊躇―「メリー・マウントの五月柱」「ロジャー・マルヴィンの埋葬」「ぼくの親戚、モリヌー少佐」「ヤング・グッドマン・ブラウン」
第3章 呪われた原稿―「原稿の中の悪魔」「孤独な男の日記の断片」
第4章 感傷と共感―「我が家の日曜日」「優しい少年」
第5章 悪漢の精神―「空想の箱めがね」「七人の放浪者」「ウェイクフィールド」
第6章 セイレムの私室―「幻の出没する心」
第7章 素材の呪縛―「巨大な紅水晶」「鑿で彫る」「大望を抱く客」「リリーの探求」
第8章 孤立の苦闘―「カンタベリーの巡礼」「シェーカー教徒の婚礼」
第9章 生まれ故郷―「夜の点描」「雪舞」「村のおじさん」「ピーター・ゴールドスウェイトの財宝」「年の瀬の対話」
第10章 バーのある部屋―「総督官邸の伝説」シリーズ
第11章 作者の顔―長編作品の「まえがき」
著者等紹介
井坂義雄[イサカヨシオ]
1938年、東京に生まれる。1972年、法政大学大学院人文科学研究科英文学専攻博士課程中退。1982年‐1983年、ボストン大学客員研究員。1998年‐2000年、タシケント国立東洋学大学客員研究員。現在、法政大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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