感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆーざん
11
学んで習い(おさらい)、友との友情を大切にし、たとえ人の目にふれなくても努力を怠らない。 私心にとらわれることなく、人の道の善と悪を公平に判断。 人の道から外れ悪をなして生きている人を見れば心の底から憎む。憎むのは人物をではなく「悪」を憎む。 一生涯通じて行うべき価値があるもの、それは人を思いやること。 正直さとは、規律を守ったり嘘を言わないことではなく「真の優しさや情けの中に」生まれるもの。 日ごろの態度は慎ましく丁寧に、仕事は気を入れて慎重に、人との付き合いは誠意を尽くす、どんな時もどんな場所でも。2024/10/13
のり
9
論語ゼロ知識の私が読んでも理解できる論語導入本として良かった。86の言葉として厳選された言葉が載っています。本の構成が、その言葉を一言で表し、日本語訳、漢文、そしてその言葉の意味に込められた孔子の思いが解説として書かれており分かり易い。ハンドブックとしても活用ができ、気軽に読み返すこともできる。ページをめくるたびに"良い言葉だ、心に留めておこう"ということが多かったので付箋を貼ってたまに振り返っています。2020/06/06
Take.H
1
これはいい。解説が易しくてかつ優しい。vol.2を出してくれないかな…2020/02/20
ばらきん
0
些か抽象的な印象がある章句も見られたが、やはり自覚のある指摘が多く、義を見てせざる〜などは特に耳が痛かった。2025/03/22
いつまで
0
生き方が分からなくなる時期は、長い人生の中で定期的に訪れるものではないでしょうか。生き方に迷いが生じたときは「論語」を読み返したいものです。一番印象に残った言葉・・・「子曰く、老者はこれを安んじ、朋友はこれを信じ、小者はこれを懐けん。」2019/11/23