感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nobu A
7
パラパラ読み読了。筑波大学人間総合研究科教授及び日本体育協会公認アスレティックトレーナーの著者が体幹力の要、股関節のトレーニングを解説。雑誌も含め、この手の本は何冊も読んで思うのは継続が鍵。トレーニングに即効性はない。逆に言うと急に良化も悪化も起こらない。どちらも知らず知らずに進行。歳と共に運動前後のストレッチが更に大事になってくる。他方、巻末のスポーツ種目別のトレーニングメニューに競技人口が多いバドミントンと卓球がないのが不親切。雑誌「ターザン」の特集の方が「ほぐす」と言う疲労回復もあり、より包括的。2023/05/03
てつろう
6
股関節と腸腰筋のトレーニングは大切だ、日々行いたい2015/04/09
木麻黄
3
基本的なことが書いてあるので、久しぶりに運動を始める方にはいいと思います。が、ある程度運動経験のある人には、かなり物足りない内容です。体操選手はなぜあれだけ股関節を開脚できるのか、パワーリフターはなぜあの重量に股関節が耐えられるのか、空手家のしなやかな股関節移動はいかにして可能になるのか、など股関節にまつわる知見はこんなものではないでしょうと言いたくなります。究極の体幹力が身につく!というサブタイトルを説明できる、蒙を開くような理屈がないのはちょっと残念でした。2021/01/14
こいワい
1
やはり、体の使い方という点に関して根幹は同じなのだろうということがわかる。競技の技術だけでなく、体の使い方を知ることも大切。限られた時間の中で何をするのか取捨選択が難しい。また、一人ですべてを知るのは不可能なので、色々な方の助けが必要なのだということを改めて認識。2016/12/29
私的読書メモ3328
1
トレーニングで鍛えられる筋肉やその意義が、実際の身体・運動能力の向上を見据えて述べられていて、興味深く読めました。また、あまり見覚えのない珍しいエクササイズが複数載っていて、新たな知識を得ることが出来ました。しかし、回数の指標が疑問なのと、野球・ゴルフなど特定のスポーツについてそれなりのページを割いていること、また仕方ないとはいえ流石に誇大なタイトルは、マイナスポイントです。2016/01/26