目次
第1章 基礎編―臨床研究とはなにか?(臨床試験のデザイン;臨床試験の結果をどう解釈するか?)
第2章 応用編―生存時間解析とはなにか?(生存時間データ(生存期間はいつからいつまで?)
生存時間データをどう解析するか?(生存期間の図示(Kaplan‐Meier法)
log‐rank検定 ほか))
著者等紹介
佐藤弘樹[サトウヒロキ]
平成17年東京大学医学部健康科学・看護学科卒業。平成19年東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻修士課程修了。平成19年より防衛医科大学校病院医療情報部助教、平成23年より防衛医科大学校医学研究科公衆衛生学専攻
市川度[イチカワワタル]
昭和61年東京医科歯科大学医学部卒業。防衛医科大学校准教授、防衛医科大学校病院腫瘍化学療法部部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KOSSY
7
臨床統計と生存時間解析の基礎知識を図解と共にとてもわかりやすく説明されていました。詳細な計算方法は書かれていないので、生存時間解析の入門書としては取っ付きやすく、適した1冊だと思います。生存時間解析を勉強したい、けれどどこから始めていいかわからない、という方にオススメです!2015/01/06
しろくまZ
1
Kaplan-Meier生存曲線、log-rank検定、Cox比例ハザードモデルを重点におき、臨床・医学統計について説明した著作。レベルは非常に平易。難解な数式は全く無く、言葉と図で説明がされており、非専門家には有難い。著者によると、上述した3つの概念を理解できれば、New Englnd Journal of Medicineなどに掲載されている論文も読みこなせるとのこと。内容は非常に面白かった。特に第2章の生存時間解析の章を興味深く読んだ。患者や家族側も、本書程度の知識は備えるべきかもしれない。2015/04/12
saboten130
1
こんな本が欲しかった!2014/09/05