出版社内容情報
《内容》 眼科の診療現場ではどのようなインフォームドコンセントを行うべきか,代表的な50疾患をとりあげて,実際に行われているインフォームドコンセントを整理しました.インフォームドコンセントというと,とかく抽象的な議論になりがちですが,本書では,具体例を示しながら,各著者の考えを発表していただきます. 《目次》 ■第1章 眼科のインフォームド・コンセント■第2章 小児科疾患に対して斜視,弱視未熟児網膜症:光凝固術,硝子体手術網膜芽細胞腫■第3章 眼瞼疾患に対して霰粒腫眼瞼手術:眼瞼内反・外反,眼瞼下垂眼瞼腫瘍手術■第4章 涙道疾患に対して先天性鼻涙管閉塞症涙道閉塞疾患流涙症■第5章 結膜疾患に対してウイルス性結膜炎アレルギー性結膜炎■第6章 角膜疾患に対して角膜炎角膜変性疾患円錐角膜角膜移植手術ドライアイ■第7章 ぶどう膜疾患に対してサルコイドーシスベーチェット病原田病桐沢型ぶどう膜炎■第8章 緑内障に対して先天緑内障高眼圧症原発開放隅角緑内障正常眼圧緑内障続発緑内障手術手技の選択欧米での現状■第9章 近視治療に対して手術による屈折矯正■第10章 白内障に対して手術時期手術手技先天白内障外傷性白内障IOL二次挿入外来手術■第11章 網膜硝子体疾患に対して蛍光眼底検査とICG蛍光眼底検査網膜光凝固治療:糖尿病網膜症,網膜静脈閉塞症,加齢黄斑変性,予防的光凝固裂孔原性網膜剥離手術硝子体手術:糖尿病網膜症,加齢黄斑変性,黄斑前膜,黄斑円孔眼内腫瘍■第12章 眼窩疾患に対して検査,診断腫瘍手術眼窩底骨折の手術甲状腺眼症■第13章 神経眼科領域の疾患に対して視神経炎遺伝性視神経症と遺伝子診断虚血性視神経症眼振複視■第14章 よくあるケース,困るケース飛蚊症眼精疲労コンタクトレンズ眼外傷眼形成教育施設におけるインフォームド・コンセント手術が初めてのときのインフォームド・コンセント臨床治験時のインフォームド・コンセント新手術のインフォームド・コンセント失明とインフォームド・コンセント麻酔時のインフォームド・コンセント
内容説明
医療側での基本姿勢としては患者の訴えをよく聞き、それを整理して、考えられる疾病診断をするための検査目的・内容、その結果から導き出される診断、治療方針、予後などについて平易な言葉で説明する。患者からの質問にもていねいに答えるようにする。十分な理解を得るためには何回も同じような説明をすることもある。疾病の内容によっては、とくに慎重に説明する必要があることもある。本書は、眼科におけるインフォームド・コンセントを、主な眼疾患について経験豊富な筆者にお願いして記してもらった。
目次
第1章 眼科のインフォームド・コンセント
第2章 小児科疾患に対して
第3章 眼瞼疾患に対して
第4章 涙道疾患に対して
第5章 結膜疾患に対して
第6章 角膜疾患に対して
第7章 ぶどう膜疾患に対して
第8章 緑内障に対して
第9章 近視治療に対して
第10章 白内障に対して
第11章 網膜硝子体疾患に対して
第12章 眼窩疾患に対して
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