内容説明
税制が日本企業の海外展開にどう影響を及ぼすのか。海外への所得移転が進むなか、アジアという視点から分析・検討。
目次
第１部 国際課税と直接投資（国際課税の基本的仕組み；国際課税とタックス・プランニング；日本の海外直接投資―統計からみた実態；税制の直接投資・利益送金に及ぼす効果―研究展望）
第２部 アジア諸国における企業課税の動向（アジア諸国の企業課税―概観；アジア諸国の移転価格課税の動向―日系多国籍企業の対応策と実務上の課題を中心として；軽課税国の視点―シンガポールの法人所得税と投資優遇税制）
第３部 中国の企業課税（中国における外資系企業の税務上の課題；中国の移転価格執行に関する実務上の問題点；中国のアンチダンピング課税―ケーススタディ）
第４部 国際化と企業課税（経済の国際化と企業課税改革；日本企業の配当政策と税制）
著者等紹介
田近栄治［タジカエイジ］
一橋大学国際・公共政策大学院教授
渡辺智之［ワタナベサトシ］
一橋大学国際・公共政策大学院教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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