内容説明
裁判例の積み重ねによって形成されてきた人事権行使のルールを、具体的な事実関係を掲げてわかりやすく解説。出向労働者への安全配慮義務に関する最新判例を織り込んだ第2版。
目次
第1章 配転(配転命令権の根拠;就業規則の休職規定と配転義務 ほか)
第2章 出向(出向と労働者派遣、業務処理請負との差異;系列企業間、親子会社間の出向と配転 ほか)
第3章 転籍(包括的同意による転籍命令;転籍先企業との労働契約の不成立 ほか)
第4章 海外事業所との人事異動(海外事業所への転勤・出向;海外子会社・海外支店の外国人従業員の国内本社への異動 ほか)
著者等紹介
中町誠[ナカマチマコト]
昭和50年司法試験合格。51年東京大学法学部卒。53年弁護士登録、第一東京弁護士会所属。平成5年経営法曹会議常任幹事
中山慈夫[ナカヤマシゲオ]
昭和50年司法試験合格。50年早稲田大学法学部卒。53年弁護士登録、第一東京弁護士会所属。平成5年経営法曹会議常任幹事
竹之下義弘[タケノシタヨシヒロ]
昭和45年東京大学法学部卒業。昭和48年弁護士登録、第二東京弁護士会所属。昭和63年米国ディッキンソン・スクール・オブ・ロー比較法修士課程卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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