内容説明
現在、多くの企業でコーポレートガバナンス体制、役員報酬や役員評価などの役員処遇の見直しが進められている。この一連の役員制度改革は、大きく分けて「コーポレートガバナンス改革」と「役員処遇改革」からなり、従来は前者が後者に先行するかたちで進んできたものである。しかし、最近ではコーポレートガバナンスをさらに強化するとともに、役員を活性化させるための施策として見直す企業が増えている。本書は、別テーマとして取り上げられることの多い「コーポレートガバナンス改革」と「役員処遇改革」を1冊にまとめ、役員制度改革の全体像を俯瞰できるようにしたものである。
目次
第1章 役員制度改革の重要性
第2章 新会社法のポイントと企業統治
第3章 コーポレートガバナンス改革の進め方
第4章 役員報酬制度改革
第5章 役員評価制度
第6章 経営人材育成
著者等紹介
寺崎文勝[テラサキフミカツ]
トーマツコンサルティング株式会社ヒューマンキャピタルディレクター。産能短期大学兼任教員。早稲田大学第一文学部卒心理学専修。事業会社の人事部門、シンクタンクのコンサルティング部門等を経て現職。役員制度改革および、組織人事制度改革コンサルティングを数多く手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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