内容説明
本書では「株式公開を考えるときに最初に読むべき本」というコンセプトのもと、初めて公開準備に携わる方々が円滑に実務をこなせるよう、公開準備の実際の場面を想定して解説している。また、準備の過程において証券会社や監査法人から内部管理体制などについて様々な改善要求が提示されることになるだろうが、「それが意味するところは何か」についても極力わかりやすく説明を加えている。また、本書は、株式公開業務に直接携わっている経験豊富な実務者が、それぞれの専門分野について執筆する共著の形をとっている。これにより、これまでのマニュアル本にはない準備担当者の立場に立った実践的なものに仕上がっている。
目次
第1章 株式公開とは
第2章 公開準備の実際
第3章 上場審査のポイント
第4章 上場前の資本政策について
第5章 株式公開関係印刷物について
第6章 公開前後のIRについて
第7章 株主総会の準備と運営のポイント
第8章 インサイダー取引規制について