内容説明
本書は「公益法人会計基準」の起草に携わった著者が、公益法人会計の理論とその計算構造を明らかにしたうえで、実務上経験した問題点について、体系化して詳説。第3版では、平成9年12月に行われた公益法人に関する「指導監督基準」および「その運用指針」の改正にともない、公益法人の内部留保、株式保有、情報公開について、その改正点をフォロー。さらに、多くの公益法人が、計算書類の作成と法人税の申告に、必要以上に煩雑な手数をかけている状況から、新たに、法人税法上の収益事業の区分経理について、計算事例を数多く掲記して平易に解説。
目次
第1章 公益法人のあらまし
第2章 公益法人の会計のあらまし
第3章 公益法人の収支予算
第4章 公益法人の会計
第5章 計算
第6章 公益法人の監査
第7章 公益法人に係る税金