内容説明
本書は、ストックオプション制度の全貌を詳説するものである。自己株式方式・新株引受権(新株発行)方式による制度の導入・運用の解説を中心として、豊富な資料と経験を駆使して、実務に携わる方にとって必携のマニュアルとなるべく執筆されている。既存書では、とりあげられることが少ないが機動的な利用が可能な擬似ストックオプションの各手法や、制度導入の過程で必要となる株式消却の実務についても、章を設けて取り上げる。さらに、日本のストックオプションの原型ともいうべき米国における制度の利用について紹介するとともに、401Kプランなどで注目されている、米国での各種インセンティブ・プランにも言及している。
目次
第1部 ストックオプション制度の基本知識(ストックオプション制度の概要)
第2部 導入と運用の実務(自己株式方式;新株引受権(新株発行)方式
擬似ストックオプション
株式消却の実務)
第3部 米国のストックオプション制度とその他のインセンティブ・プラン(米国のストックオプション制度;米国でのストックオプション以外のインセンティブ・プラン)