内容説明
企業の社会活動、環境に配慮した活動をどのように情報開示するのか。最新の理論・実践面から解説。
目次
第1章 社会環境情報ディスクロージャーの本質―公共性の視点から
第2章 社会環境報告の展開と保証
第3章 責任投資と非財務情報の開示
第4章 排出権取引会計とカーボンマネジメント
第5章 「資産除去債務」会計基準適用初年度の開示実態
第6章 土壌浄化負債・費用計上の株価への影響
第7章 環境報告書における開示情報と株価への影響―「エコ指標」と「推定計算」開発の取り組み
第8章 CSR経営とディスクロージャー
第9章 「環境会計」と公共性論の展開―ステイクホルダー・エンゲージメントを事例として
第10章 発展途上国における持続可能な成長のための社会・環境情報開示規制のデザイン
著者等紹介
國部克彦[コクブカツヒコ]
1985年大阪市立大学商学部卒業、1990年同大学院経営学研究科後期博士課程修了、大阪市立大学助教授、LSE客員研究員、神戸大学助教授を経て、2001年より、神戸大学大学院経営学研究科教授。博士(経営学)。セントアンドリュース大学社会環境会計研究センター国際客員研究員。ISO/TC207/WG8議長。日本会計研究学会・特別委員会「環境経営意思決定と会計システムに関する研究」委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。