内容説明
世界から貧困をなくし、持続可能な地球社会を実現する新しいビジネスに挑戦していくこと―この実現には、これまでの垣根を越えた「パートナーシップ」が不可欠となる。それによって、従来まったく考えつくことのなかった「イノベーション」を起こしていくのだ。本書は、日本企業はBOPビジネスに決して遅れておらず、むしろ強みをもっていることを明らかにしていく。また、途上国の開発プロジェクトの現場でも、官民の連携が始まっていることを紹介する。
目次
1 BOPの基本理解―今までのビジネスとは何が違うのか(なぜいま、BOPビジネスなのか;開発からBOPビジネスをみる;BOPビジネスが組織を変える)
2 BOPビジネスのケース―パートナーシップをいかに作るか(すでに挑戦してきた日本の企業;新たに挑戦を始めた日本の企業;開発プロジェクトをBOPビジネスにつなげる)
著者等紹介
菅原秀幸[スガワラヒデユキ]
北海学園大学経営学部教授
大野泉[オオノイズミ]
政策研究大学院大学、国際開発戦略研究センター教授
槌屋詩野[ツチヤシノ]
株式会社日本総合研究所ヨーロッパ研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。