内容説明
吊り掛け車が数を減らしつつあり、まもなくVVVFインバータ制御車が登場しようとしていた1985年。小田急の電車が新しい時代を迎えようとしていた時代から、今日までの小田急の歩みを追った1冊。各車両の解説に加え、小田急のベテラン運転士にロングインタビュー。1980年代から今日まで、各駅停車から特急まで、多彩な乗務経験からこれらの車両の魅力に迫る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaz
1
車両にさほど興味の無い身としては、どれもだいたい似たようなものに見えるが、きちんと比べてみたら、確かに違う。最近の車両は、ちょっと近未来をイメージさせるものがあるかと思えば、かつての小田急のイメージを保つものもある。富士山を背景にした写真は、さすが小田急。図書館の内容紹介は『「中型車」が消えた1980(昭和55)年から、大半の車両がVVVFインバータ制御となった今日まで、小田急40年の車両史を振り返る。ベテラン運転士が語る小田急線運転の実際、開発者に聞く5000形の詳細等も収録』。2021/10/03