内容説明
魅力ある都市とはどういう要素をもつ都市なのか。机上の構想ではない。世界と日本の魅力ある都市の実地検分に基づく研究。事例として挙げたまちづくりは、必ずしも世界的に著名なまちではないが、着実に環境問題に貢献し、かつ、それぞれに特徴があるプロジェクトを実行しているまちであり、行政にNPOやボランティアなどの参加する身近なまちづくりをしている事例や自治体の職員にとって参考となる事例も取り上げた。
目次
序論 序論―魅力あるECOシティとは
第1章 環境シティの事例
第2章 公害のまちから環境のまちへ―水俣市の事例から
スウェーデンに見るニュータウンの発展―環境と福祉の都市づくりをもとめて
身近な景観―その経済的価値
コンパクトシティ―理念とケース
第6章 コンパクトシティ―東北からの挑戦
第7章 育児にやさしいシティ―働きながら育児ができるまち
第8章 高齢者が暮らしやすいシティに向けた今後の住宅政策
第9章 魅力あるシティの住宅
第10章 環境政策と持続可能な経済成長
著者等紹介
丸尾直美[マルオナオミ]
1961年慶応義塾大学院経済学研究科博士課程修了、経済学博士。現職、尚美学園大学客員教授、日本社会事業大学客員教授
三橋博巳[ミツハシヒロミ]
1968年日本大学大学院理工学研究科修士課程専攻修了。現職、日本大学理工学部教授、工学博士
廣野桂子[ヒロノケイコ]
1991年一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。現職、日本大学大学院グローバル・ビジネス研究科准教授
矢口和宏[ヤグチカズヒロ]
1998年慶応義塾大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。現職、東北文化学園大学総合政策学部准教授
落合由紀子[オチアイユキコ]
1992年中央大学大学院経済学研究科博士前期課程修了。現職、東海大学教養学部人間環境学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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