出版社内容情報
日本経済の現状を分析・評価し中長期的な視点から成長への処方箋を示す年度版レポート。05年度版では、国と地方との関係、労働市場に生じている新たな二重構造への指摘が注目される。
内容説明
政府としての立場を守らなければならない経済財政白書に対して、国際機関の視点から、各国のデータとの比較により日本の政策を遠慮なく評価しているのがこのOECDレポートである。2005年版では、日本経済の見通しとともに、国と地方の関係、労働市場の改革などに焦点をあて、経済成長のための処方箋を示している。
目次
第1章 日本が直面する主要な経済問題
第2章 デフレの解消と自律的拡大の達成
第3章 財政の持続可能性の達成
第4章 公共部門の分権化から最大の利益を
第5章 より速い成長に対する障害の除去
第6章 労働市場の機能の向上
著者等紹介
大来洋一[オオキタヨウイチ]
東京大学経済学部卒業。経済企画庁、OECD日本政府代表部一等書記官、内国調査第一課長、経済企画審議官等を経て、政策研究大学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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