出版社内容情報
お題目だけではない、ステークホルダー全体から評価される生きた人的資本経営を行うために何が必要なのか。実務家や機関投資家の視点を交え、経営・財務戦略の両面から解説。
内容説明
事業戦略と財務戦略に紐づく、生きた人的資本経営。「経営戦略と人材戦略の連動」はなぜ難しいのか。市場から評価される人的資本情報開示とは。実務担当者が抱く「なぜ」を起点に人材投資・組織開発のありかたを探る。
目次
第1部 戦略的視点(人的資本経営と財務戦略;コーポレートバリューにより、未来の組織を1つにする;経営戦略と人材戦略の連動;人的資本経営とパーパスの位置づけ:人的資本経営の対外発信とコーポレートブランディング)
第2部 財務的視点および株式市場からの評価(人的資本経営と企業業績および株価との関係性;ダイバーシティ&インクルージョン(D&I):企業開示における機関投資家視点
株式市場から評価される人的資本情報開示
人的資本情報開示の定性評価と人工知能技術の活用
企業の変革を通じた企業価値向上のケーススタディ)
第3部 具体的な取り組み(エンゲージメントとウェルビーイング;新しい働き方(ハイブリッドワーク)と人的資本経営)
著者等紹介
保田隆明[ホウダタカアキ]
慶應義塾大学総合政策学部教授。外資系投資銀行2社に勤務後、SNS運営会社を起業。同社売却後、ベンチャーキャピタル、神戸大学大学院経営学研究科教授等を経て2022年4月から現職。2019年8月より2021年3月までスタンフォード大学客員研究員としてシリコンバレーに滞在し、ESGを通じた企業変革を研究。上場企業の社外取締役、監査役も兼任
佐々木聡[ササキサトシ]
パーソル総合研究所上席主任研究員、立教大学大学院客員教授。リクルートにて組織変革や人的資本経営に関する事業に携わった後、ヘイ コンサルティング(現:コーン・フェリー)において人材開発領域ビジネスの事業責任者を経て、パーソル総合研究所執行役員コンサルティング事業本部長に就任。慶應義塾大学大学院修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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