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ただ一人の個性を創るために

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  • サイズ B6判/ページ数 235p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569634661
  • NDC分類 370.4
  • Cコード C0095

内容説明

教育の最終責任者は自分である。その次が親である。教師は三番目である。自分と親たちは、その義務を果たしてきたか?貧困も病気も動乱も、決して個人を育てるうえでマイナスになるとばかりは限らないし、平和、豊かさ、いい環境が必ずしも個人にとって願わしいものともなりえない。そういう意味で、著者は日本に絶望もしないし、手放しの希望も持たない。個性は自分で創るのだ。どこででも、いかなる環境ででも、その気さえあれば、ということだ。

目次

奴隷として生まれた自由人
懐の中の星
ガンジスを眺める人たち
「うちはうちだ!」
両面教育
「八人の部屋」
第三の悪
タリバンの生活
人間か猿か
今日は夫の結婚式〔ほか〕

著者等紹介

曽野綾子[ソノアヤコ]
1931年、東京生まれ。聖心女子大学英文科卒業。53年、作家の三浦朱門氏と結婚し、翌年「遠来の客たち」が芥川賞候補となり文壇デビュー。以来、人間の罪と欲望、信仰、家族、老い、教育など幅広い分野で小説やエッセイを発表。その一方で、各種審議会委員や「日本財団」会長として精力的な社会活動を展開している。79年、ローマ法王庁よりヴァチカン有功十字勲章受章。その他数々の賞を受ける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょん

8
途中で挫折。2017/02/02

しじま

0
この著者はネット上ではなんかやけに嫌われてるので逆に興味がわいて、読んでみた。結構面白いし、確かにそうだなぁと首肯出来る事も多い。見も蓋もない話が多い。特に印象的だったのは、著者のお母さんのユニークな教え、イラク戦争の時に現地の人達はどう生きていたのかという事、そしてイタリアのウェイターの話。心身が傷つかない様に純粋培養状態にしても人は育たない。悲惨でままならない環境でも人は学び成長する。清濁あわせのむ生き方こそ大人。そういう話。2016/08/29

Masato Kagawa

0
タイトルと内容はあまり関係ない。教育のあり方という方が正しいかと。でも言っていることがあんまり参考にならなかった。日本人に金髪は合わない、ゲームは無駄。読書しろ。とか二番煎じや、古い固定概念ばかりで共感できるものが少ない。 参考になったのは、 教育が模倣と強制に始まり、独創性と自発性に発展するp23 教育の第一歩はほとんどのものが強制から始まる。義務教育の開始がまず強制。自分から一年生として学校に通いたいなんていう子はいないp24 2014/10/09

おちょま

0
最初は退屈だなと思いながら仕方なしに読んでいたが、途中から作者に共感を覚えてきてそこから一気に読んだ。世の中も、人生も綺麗事だけじゃ済まない。ホントそうだと思う。2021/05/09

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