内容説明
新規事業を生み出すには、未来を予測し、そこからビジネスチャンスを見つけ出すことが必須となります。未来を見据える中で、「ふわっと」浮かんだアイデアをビジネスの形にする際、企業の大きな武器となるのが知的財産です。知的財産権は、ふわっとしたアイデアを保護し、事業として競争優位性を獲得するための強力なツールとなるのです。本書では、未来社会の予測から始め、ふわっとしたアイデアをビジネスモデルに落とし込む過程、そしてそのアイデアを実際にビジネスに変えるための知財戦略までの一連のフローを解説します。
目次
第1章 ふわっとしたアイデアから新規事業を生み出す
第2章 特許情報を活用して新規事業のアイデア出しを行おう
第3章 「ふわっとしたアイデア」をどう知財で保護するか
第4章 特許情報を活用して新規事業を創出しよう
第5章 AI(人工知能)ビジネスと知的財産
第6章 オープンイノベーション時代の他社との協働にあたり気をつけること
第7章 グローバル化に伴う海外での知財活用
第8章 知財とSNS上での炎上
著者等紹介
加島広基[カシマヒロモト]
日本橋知的財産総合事務所代表弁理士。1999年東京大学工学部卒業、2004年弁理士登録。2021年に日本橋知的財産総合事務所を設立し、現職に至る。弁理士法人IPXの押谷昌宗弁理士と共同でYouTubeにて「知財実務オンライン」の配信を毎週行っており、知財コンテンツの情報発信や専門家コミュニティの形成に努める。特許庁のI‐OPEN PROJECTやIPAS事業に参画し、イノベーションを起こそうとする企業を知財面から支援。近年はスタートアップ・ベンチャー企業等のIT・ソフトウェア系の特許出願業務や知財コンサル業務を精力的に行っており、2024年3月には数多くのITスタートアップ支援実績が評価され特許庁第5回IP BASE AWARDスタートアップ支援者部門の奨励賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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