現場改善会計論―改善効果の見える化

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現場改善会計論―改善効果の見える化

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  • サイズ A5判/ページ数 220p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784502481512
  • NDC分類 336.85
  • Cコード C3034

出版社内容情報

「現場改善は余剰生産能力を創出する」ことをベースに、機会損失の概念を原価計算システムのなかに組み込んだ新しい原価計算論である「現場改善会計論」を提唱。

内容説明

本書で提唱する「現場改善会計論」は、機会損失の概念を導入した新しい原価計算論である。機会損失とは、本来利益が得られたであろう機会を逃すことによって生じた損失のことである。わが国の経済成長期には、現場改善から創出された余剰生産能力はただちに利用されたため、企業には機会損失は生じなかった。しかしながら、バブル崩壊を契機として右肩上がりの経済成長は終焉し、多くの日本企業は遊休生産設備や余剰人員を抱え込むこととなった。そのため余剰生産能力が利用されず、機会損失が生じている。筆者は、改善効果額を「原価低減額+機会損失額」として定式化し、「現場改善は余剰生産能力を創出する」として、創出された余剰生産能力の管理方法を4つに類型化した。経営陣が選択した管理方法の違いによって改善効果が異なるが、会計上、(1)原価低減、(2)売上高増大、(3)機会損失として改善効果を捕捉・計算できることを解明している。

目次

第1章 現場改善と機会損失―本書の問題意識
第2章 現場改善と原価計算―先行研究の検討とともに
第3章 現場改善とムダ
第4章 現場改善会計論のフレームワーク―機会損失概念の導入
第5章 現場改善会計の計算構造
第6章 余剰生産能力の戦略的活用

著者等紹介

上總康行[カズサヤスユキ]
1977年立命館大学大学院経営学研究科博士課程単位取得後退学。現在、京都大学名誉教授、福井県立大学名誉教授・地域経済研究所客員研究員。学会賞受賞:日本会計史学会(1990年)、日本原価計算研究学会(2003年)、日本管理会計学会(論文賞2013年、功績賞2015年、論文賞2022年)

柊紫乃[ヒイラギシノ]
2009年愛知工業大学大学院経営情報科学研究科博士後期課程修了。博士(経営情報科学)。現在、愛知工業大学教授。学会賞受賞:日本管理会計学会(論文賞2022年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Omanuel_1776

1
管理会計の最先端の図書。基本的なところから分かる良書。アカデミックな骨太本ので多少バックグラウンドが必要。会計上、企業の中でも現場の努力によって得られた余剰生産能力がマイナス評価されるケースがあり、トヨタ自動車の大野耐一氏のころから改善の現場と会計上の評価が対立するという構造にあるのは知らなかった。本書ではその矛盾を無くし、両者がWin-Winになる新しい管理会計手法を提唱している。2024/04/19

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