出版社内容情報
上場審査にたえうるガバナンス・内部管理体制を就業規則に条文に落とし込む実務を解説。さらに不正防止のためにインサイダー取引・デバイス管理など、重要な規制にも言及。
内容説明
本書は、「株主を意識した人事の根幹をなす就業規則」を提示することを目的とし、3つの章で構成される。第1章では、人事マネジメントの土台となる「就業規則」の意義・効果、労働条件の変更等を概説する。第2章は、本書の根幹をなす章で、IPOの上場審査で求められる人事に関する事項を条文に落とし込んだ、「就業規則(案)」を提示する。第3章では、上場を目指す企業に特に重要と思われる「インサイダー取引防止規程」「パワーハラスメント防止規程」、さらには近時、特に注目される「デバイス管理規程」「雇用型執行役員就業規則」など、著者独自の視点から選んだ諸規程を「附属規程」として解説している。社会保険労務士の立場から、IPOの現場で実績を積んだ著者の問題意識が活きる一冊である。
目次
第1章 IPOと就業規則(IPOについて;就業規則について)
第2章 就業規則本則(総則;採用、異動等;異動 ほか)
第3章 附属規程(従業員持株会規約;ストックオプション規程;インサイダー取引防止規程;内部通報に関する規程;デバイス管理規程;パワーハラスメント防止規程;雇用型執行役員就業規則)
著者等紹介
野中健次[ノナカケンジ]
社会保険労務士法人野中事務所代表社員。一般社団法人東京事業主協会代表理事。1965年東京生まれ。特定社会保険労務士、M&Aシニアエキスパート、日本労働法学会会員。青山学院大学卒業、同大学院法学研究科修士課程修了(ビジネスロー修士)。新卒で日興證券(現SMBC日興証券)に入社後、父親が起こした東京事業主協会(現一般社団法人東京事業主協会)を承継して、平成6年に東京で開業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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