内容説明
日本における不動産は、常に金融の発展とともに存在してきました。個人の住宅ローンでも企業への融資でも、担保として主に用いられるのが不動産です。日本の金融と不動産は、切っても切れない関係にあるのです。本書では、不動産をファイナンスとして利用するための基礎知識や、担保価値を把握するための手法、不動産を利用したファイナンスに関するさまざまな特徴を、難解な部分を極力排除したうえで、事例を交えながら解説していきます。
目次
第1章 まず不動産の性質を正しく理解しよう
第2章 不動産ファイナンスを学ぶ前に知っておくべき基本
第3章 不動産のデット・ファイナンス
第4章 不動産のエクイティ・ファイナンス
第5章 不動産の担保価値
第6章 不動産の会計・税務
著者等紹介
山下章太[ヤマシタショウタ]
公認会計士、税理士。神戸大学工学部卒業後、監査法人トーマツ(現有限責任監査法人トーマツ)、みずほ証券、東京スター銀行を経て独立。独立後は、評価会社、税理士法人、監査法人を設立し代表者に就任。その他、投資ファンド、証券会社、信託会社、学校法人などの役員を歴任し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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