内容説明
実務家にとって不動産保有会社を活用した提案が出来るよう、実践を意識した内容に。設立後の不動産保有会社に対する提案業務ができるよう、論点を明らかにし、解決策を提示。不動産保有会社を財産承継の観点からも検討を加え、遺言書の作成、遺産分割協議を行う際の留意点を解説。関連する近年の法令・税制改正(民法の相続編の見直し、居住用賃貸物件の取得等に係る消費税仕入税額控除の見直し・消費税額の調整)等を盛り込んで解説。
目次
第1章 いまなぜ不動産保有会社なのか
第2章 不動産の取得 個人保有か法人保有か―不動産保有会社設立の判断ポイント
第3章 不動産管理会社の種類と不動産保有会社との関係
第4章 不動産保有会社による建物所有と土地貸借の税務
第5章 不動産保有会社 建物のみ所有する方式の実践
第6章 不動産保有会社の設立
第7章 不動産保有会社と消費税
第8章 不動産保有会社設立後の対応
第9章 次世代への資産の承継
第10章 資産承継のポイント
著者等紹介
小林浩二[コバヤシコウジ]
昭和40年生まれ。早稲田大学卒業後、外資系証券会社等の勤務を経て、現在、朝日税理士法人代表社員。税理士
木屋正樹[キヤマサキ]
昭和51年生まれ。慶應義塾大学卒業後、大手食品メーカーの勤務を経て、現在、朝日税理士法人パートナー。税理士、CFP
中嶋貴浩[ナカジマタカヒロ]
昭和51年生まれ。成蹊大学卒業後、監査法人系の税理士法人を経て、現在、朝日税理士法人パートナー。税理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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