内容説明
私企業=株式会社は、いかにして巨大な社会的存在となったか。20世紀初頭から中葉までの注目すべき「企業論」のなかに、私企業が巨大株式会社に変貌するプロセスと経営学研究の必要性が生じた理由をみた。
目次
序章 現代企業論の成立
第1章 現代企業論=制度観―Th.ヴェブレン、1904年
第2章 株式会社・銀行・証券市場―R.ヒルファーディング、1910年
第3章 革新:イノベーションの担い手としての企業―J.A.シュンペーター、1912年
第4章 経営者支配―バーリ=ミーンズ、1932年
第5章 経営者革命―J.バーナム、1941年
第6章 専門経営者論―R.A.ゴードン、1945年(1)
第7章 取締役会―R.A.ゴードン、1945年(2)
終章 現代企業論
著者等紹介
高橋俊夫[タカハシトシオ]
1939年、愛知県名古屋市生まれ、秋田・大仙市(旧大曲)で育つ。明治大学経営学部卒業。同大学院経営学研究科博士課程修了。学位論文「経営経済学方法論争史」(1970年)。明治大学経営学部教授。経営学博士(明治大学)。経営学史、比較経営論(西ヨーロッパ)等担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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