内容説明
入社前研修(内定者研修)の目的・効果・留意点・今後のあり方とは?人的資本論、モチベーションに関する理論、市場と組織の理論、離職率や定着率に関する理論、未来傾斜原理の理論などに基づく考察と、アンケート調査・インタビュー調査の結果に基づく分析から、入社前研修の効果について検証。内定者に対する調査の結果から、入社前研修の効果に関する企業の認識と学生の認識を比較し、より効果的な入社前研修について解説する。
目次
第1章 入社前研修の概要
第2章 今なぜ入社前研修か
第3章 入社前研修と人材価値の向上―人的資本論で考える効果
第4章 入社前研修の効果―アンケート調査から
第5章 入社辞退と早期離職―新卒採用の労働市場から組織へ
第6章 リスクと法的側面
第7章 韓国の入社前研修―日本との比較
第8章 外資系企業と入社前研修
第9章 入社前研修のグローバル展開
第10章 今後の入社前研修のあり方
著者等紹介
薄上二郎[ウスガミジロウ]
1957年生まれ。1981年中央大学商学部卒。1983年筑波大学大学院経営・政策科学研究科修士課程修了。1994年ジョージ・ワシントン大学大学院公共政策研究科博士課程修了(Ph.D.)1983年から1996年までの13年間、(財)社会経済生産性本部勤務。経営アカデミー、米国事務所(1987年~1993年)、国際部等で経営教育・海外生産性向上プロジェクトの企画・運営・調査等を担当。その後、東京都立短期大学経営システム学科、首都大学東京都市教養学部経営学系助教授を経て、大分大学経済学部教授、首都大学東京ビジネススクール兼任講師。専門分野「国際比較経営」、「海外進出日系企業の経営管理」、「研究調査方法論」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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