内容説明
注目を浴びる社会的企業の多様な活動を体系的に分析。社会的企業―少子高齢化、障害者、女性、地球環境、貧困などの社会的課題の解決を使命とし、事業として取り組む新しい事業体。
目次
第１章 ソーシャル・エンタープライズ（社会的企業）の台頭
第２章 ソーシャル・イノベーションが変える社会
第３章 アメリカにおけるソーシャル・イノベーション・クラスターの展開
第４章 ソーシャル・アントレプレナー（社会的企業家）とは何か
第５章 ソーシャル・ファイナンスの開発：オルタナティブな金融
第６章 イギリスにおけるソーシャル・エンタープライズと市場社会
第７章 日本におけるソーシャル・エンタープライズの胎動
第８章 ソーシャル・エンタープライズの可能性：まとめ
著者等紹介
谷本寛治［タニモトカンジ］
一橋大学大学院商学研究科教授。１９５５年大阪市生まれ。１９７９年大阪市立大学商学部卒業、１９８４年神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了。１９８９年経営学博士（神戸大学）。和歌山大学経済学部教授などを経て、１９９７年一橋大学商学部教授。２０００年から現職。専門は、企業システム論、「企業と社会」論。２００５年特定非営利活動法人ソーシャル・イノベーション・ジャパン（ＳＩＪ）代表理事（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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taming_sfc
1
日本における社会的企業の必読書。アメリカ、イギリス、日本での実例を踏まえた議論となっているため、包括的である。SRIの議論に踏み込む前提としてのソーシャル・ファイナンスに触れているのも良い。2018/03/03
yu01
1
社会的企業（ソーシャルエンタープライズ）論。欧米の議論を踏まえて、ソーシャルイノベーション、ソーシャルイノベーションクラスターなどの概念を提示している。日本の本では一番まとまってると思う。2011/01/31
