ハヤカワepi文庫<br> 動物農場 (新訳版)

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ハヤカワepi文庫
動物農場 (新訳版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 208p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784151200878
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

動物たちは飲んだくれの農場主を追い出し理想的な共和国を築こうとするが……。全体主義やスターリン主義への痛烈な批判を寓話的に描いた作品

ジョージ・オーウェル[オーウェル ジョージ]

山形 浩生[ヤマガタ ヒロオ]

内容説明

飲んだくれの農場主ジョーンズを追い出した動物たちは、すべての動物は平等という理想を実現した「動物農場」を設立した。守るべき戒律を定め、動物主義の実践に励んだ。農場は共和国となり、知力に優れたブタが大統領に選ばれたが、指導者であるブタは手に入れた特権を徐々に拡大していき…。権力構造に対する痛烈な批判を寓話形式で描いた風刺文学の名作。『一九八四年』と並ぶ。オーウェルもう一つの代表作、新訳版。

著者等紹介

オーウェル,ジョージ[オーウェル,ジョージ] [Orwell,George]
1903年、英国領インドのベンガルに生まれる。文学のみならず、二十世紀の思想、政治に多大なる影響を与えた小説家。名門パブリック・スクールであるイートン校で学び、その後、数年間ビルマの警察に勤務。やがて職を辞し帰国すると、数年間の放浪を経て、作家となった。主な著作に長篇小説『一九八四年』(ハヤカワ文庫)やスペイン内戦に参加した体験を綴ったルポルタージュ『カタロニア讃歌』などがある。1950年没

山形浩生[ヤマガタヒロオ]
1964年生、東京大学大学院工学系研究科都市工学科修士課程修了。翻訳家・評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はっせー

200
再読したー!相変わらずすごい力を持った本だと感じた! ロシア革命からスターリニズムの台頭までの話を動物に置き換えて書かれた本である。嘘の罪を自白して処刑される描写は本当に恐怖を感じる。ここで興味深く感じるのはロバのベンジャミンの行動である。ベンジャミンはスターリニズムの台頭によって農場の世界が変わってきているのを知っていた。にもかかわらず行動に移さなかった。沈黙は暗にその事を容認しているのと同じである。傍観者になれば救える人も救えなくなる。またしばらくたったらこの本を読みたいと思った!2020/06/05

ちくわ

190
【♪】audibleを利用し始めて、嫁の話を最後まで聴くのが苦痛で無くなった(笑)。慣れは怖ろしい…今の重税にもその内慣れてくるのだろうか? では感想を…ずっと読みたかった海外名作古典(しかも短編)だが、のっけからスターリンの演説か?と面喰らう。内容はとにかく恐い…作者がスペイン内戦に共産主義者として参加し、結果として反共産主義に変わった体験が色濃く反映されているのだろう。相当恐ろしい目に遭ったのだと推察。 私見だが、朗読の人が上手で登場動物の個性が際立っており良かった。目で読むのとは一味違う楽しさかも。2024/07/18

のっち♬

176
ロシア革命後のスターリニズムをブタが指導者となった動物農場に置き換えて風刺。民主社会主義者から見たソ連は破壊すべき神話。幅広い層が理解できるよう平明で過不足のない表現と明晰・対称性重視の展開を心がけ、あらゆる権力構造を助長する被支配者の弱腰をシニカルに描く。権力横暴、歴史・法律の改竄などは勿論、不透明性や客観性喪失も当時の英国民を重ねるように入念。訳者は序文案が読みの多様性を削ぐと指摘するが、作品の意義以上に優先されるべきとは思わないし普遍性は十分残った。結末の不協和音に理想実現の至難に悩む著者を感じる。2023/03/11

KAZOO

160
お気に入りさんの感想をみて読みました。山形さんという最近古典の経済書などを訳されている方が訳されておられて非常に今までのほかの訳本に比べると読みやすくなりました。古典というよりも最近の小説を読んでいる気になりました。むかし原書で読まされたことや、コミックの映画’ドイツ語の勉強のため)を見させられたりしたことを思い出しました。2018/10/01

Willie the Wildcat

128
大義に心揺さぶられた大衆が、扇動され、搾取されて築かれる砂上の城。Check&Balanceが瓦解し、最後の心の拠り所の「七戒」も”魂”が消失。盲目的な信奉者(ボクサー)、徹底した傍観者(ベンジャミン)、そして(疑念を持つ持たないに関係なく結局)従順な大衆という三極が、現代でも散見されるのが痛い。一方、著者の死後20以上経ってから発見されたという巻末の2つの”序文”は必見。単なる対峙するイデオロギーの批判ではなく、自国の日和見主義も揶揄。最後の豚・人の”晩餐”も、見方を再考。深いなぁ。2020/03/15

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