内容説明
本書は、会計・制度・運用の変化により高まった年金運用のリスク管理について、著者の経験とノウハウをもとに、リスク管理の考え方から実践的なストラクチャーの構築まで総合的に解説するものである。
目次
第1章 企業年金の課題
第2章 海外先端基金のリスク管理
第3章 年金ガバナンスと組織
第4章 制度の選択とリスク
第5章 年金ALM
第6章 ベンチマークの設定
第7章 実践ポートフォリオとアルファ戦略
第8章 リバランス戦略
第9章 リスク・バジェッティング
第10章 将来における企業年金のリスク管理
著者等紹介
岡本卓万[オカモトタクマ]
1988年東京工業大学理工学研究科経営工学専攻修士課程修了。1988年三菱信託銀行入社。銀行部門でALMシステムの開発、ALM戦略の策定に従事。1998年より受託財産運用部門に所属。ポートフォリオ分析、運用コンサルティング業務などに従事。2004年コロンビア大学日本経済経営研究所客員研究員。2005年10月現在、三菱UFJ信託銀行年金運用部運用プランナーグループシニア運用コンサルタント。日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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