内容説明
齢八十二にして、いまだ現役！「お能」で女性初の重要無形文化財となった著者が描く「人生の品格」。
目次
序章 能の華、大曲「道成寺」
第１章 ある女性能楽師の道程（みちのり）
第２章 原点は、祖母と母
第３章 二歳ちがいのライバル
第４章 困苦と縁
第５章 心友への祈り
第６章 里の野菊
第７章 「華の座」の設立
第８章 私の「風姿花伝」
第９章 能の掟
第１０章 喜寿から五年
著者等紹介
足立禮子［アダチレイコ］
１９２５年北海道小樽市生まれ。観世流シテ方準職分。２００４年に重要無形文化財（総合指定）認定となる。祖母の躾の一環として八歳から謡と仕舞を初めて７４年。津村紀三子師に入門し、専心してから６０年を数える。流派を超えた女性だけの「華の座」を主宰（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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