内容説明
労働市場の流動化、コンティンジェントワーカーの増大、中高年雇用の問題など、従来の経営・雇用システムを揺るがす環境変化の中で、これからどのような報酬制度を構築すべきか。各分野の専門家が多様な問題設定を通じて明らかにしている。
目次
第1章 賃金・退職一時金・企業年金制度の動向
第2章 年金問題と企業の動向
第3章 賃金・退職一時金・企業年金と経営者の態度
第4章 中高年齢者雇用と年金・退職金問題―とくにシンガポールにおけるハイ・スキル人材との関連を中心に
第5章 中高年齢者雇用と賃金・退職金
第6章 コンティンジェント・ワーカーの賃金と福利
第7章 男女賃金格差
第8章 賃金・退職金・企業年金制度の変更による企業と従業員の関係
著者等紹介
二神恭一[フタガミキョウイチ]
愛知学院大学経営学部教授。早稲田大学名誉教授。商学博士。日本経営学会理事、組織学会理事、日本労務学会代表理事などを歴任
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