内容説明
実際の税務調査でよくある調査官の「質問」を勘定科目ごとに示し、その質問の意図(何を見ているのか、何を知りたいのか)を明らかにすることで、会社が行うべき対応と対策を解説します。また、7年ぶりの改訂となる今回の改訂版では、その間に行われた税制改正に伴う加筆・修正に加えて、元審判官によるコーチングを新たに収録しています。これは、国税不服審判所で国税審判官として勤務経験のある著者が、税理士とは異なる視点で「感じ」「考え」たことをまとめたものです。
目次
第1部 税務調査対策のポイント(日頃から書類の整備を心がける;自社の処理方針を明確に持つ ほか)
第2部 調査官の質問と対応・対策“貸借対照表編”(現預金;受取手形・売掛金・未収入金 ほか)
第3部 調査官の質問と対応・対策“損益計算書編”(売上高;売上原価 ほか)
第4部 税務調査の手続き(事前通知;質問事項への回答と帳簿書類の提示又は提出 ほか)
元審判官によるコーチング(実所得以上の課税がされてしまう推計課税;帳簿書類とは ほか)
著者等紹介
尾崎真司[オザキシンジ]
税理士。あいわ税理士法人パートナー。元国税不服審判所国税審判官。1999年藍和共同事務所(現あいわ税理士法人)入所。2014年から3年間、国税審判官として国税不服審判所に勤務。大手・中堅企業への税務コンサルティング業務に従事。第41回日税研究賞“税理士の部”選考委員会賞受賞
佐々木みちよ[ササキミチヨ]
税理士。あいわ税理士法人ナレッジ室室長。2002年藍和共同事務所(現あいわ税理士法人)入所。大手・中堅企業への組織再編に関するアドバイス業務や連結納税導入前後の税務コンサルティング業務に従事するほか、税務専門誌への寄稿や各種セミナー講師に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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