出版社内容情報
不良品、クレーム対応、顧客情報流出などのリスクによって窮地に陥る企業が後を絶たない。リスク・マネジメントを社内に定着させる方法をわかりやすく述べる。
内容説明
本書は、これからリスク・マネジメントを導入しようとする企業や、いまの仕組みを見直そうとしている企業のために、図を示しながら解説する。特にリスク・マネジメントの構築手順や各部署の役割について具体的に述べ、個別ケースでリスク対策を考えていけるように編集している。企業のトップから現業部門まで、それぞれの立場から関わるリスク・マネジメントのすすめ方がわかってくる。
目次
第1章 なぜ今リスク・マネジメントか
第2章 まず何から始めたらよいか
第3章 リスク・マネジメント体制をつくる
第4章 リスク・マネジメントを持続させる
第5章 管理体制によるリスク対策
第6章 危機管理対策のつくり方
第7章 個別のリスク事例と対策
著者等紹介
久保恵一[クボケイイチ]
デロイトトウシュトーマツのエンタープライズ・リスク・サービス日本代表。監査法人トーマツ代表社員、公認会計士、カナダ勅許会計士、公認情報システム監査人。1976年大阪大学経済学部卒業後、等松・青木監査法人(現監査法人トーマツ)に入社。銀行、メーカー、流通業などの会計監査や株式公開支援を経験の後、エンタープライズ・リスク・サービス部に所属し、企業リスク・コンサルティング、情報セキュリティ・コンサルティング、内部監査支援業務等に従事。行政改革にも関わり、「政策評価の手法等に関する研究会」研究協力者、「石油審議会開発部会基本政策小委員会」委員、「郵便事業の内部相互補助に関する研究会」委員などを歴任
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