東大寺〈1〉 (補訂版)

東大寺〈1〉 (補訂版)

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  • サイズ A3判/ページ数 1冊/高さ 35X41cm
  • 商品コード 9784000089098
  • NDC分類 702.17
  • Cコード C0371

出版社内容情報

千余年の歴史を負う奈良の六大寺に伝わる文化財は、日本ばかりでなく、世界の貴重な文化遺産です。それ寺宝のすべてを、かつてない厳密精細な調査研究と徹底的な写真撮影により、精確無比な記録として後世に遺すことを企図した初版の刊行から30年が過ぎました。その後、文化財の解体・保存修理、発掘調査などによる貴重な新知見が多く得られました。今回の補訂版はそれらを反映した決定版といえる。

内容説明

本シリーズは、国宝・重要文化財に指定されたもの、およびそれに準ずるものを収録する。本巻には、東大寺の建築・工芸を収録。主要な参考文献および初版以降の新知見などによる補訂解説を巻末に掲載した。

目次

建築(伽藍;南大門;金堂(大仏殿)
中門 ほか)
工芸(八角燈籠(大仏殿前)
梵鐘(鐘楼)
西大門勅額
葡萄唐草文染韋 ほか)
史料(正倉院文書(抄)
東大寺要録(抄)
七大寺巡礼私記(抄)
南無阿弥陀仏作善集(抄))

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chang_ume

6
本巻は建築。東大寺大仏殿の変遷を古代・中世から近世の再建期ごとに理解できた。現大仏殿内部の仏像基壇が大仏=身舎、脇侍=庇となっている構造は近世再建の際に規模縮小の影響だろうか。また南大門組物(六手先)を重源らの創意とする解釈も貴重。2021/12/21

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