内容説明
日本と米国デラウェア州の多くの裁判例を比較分析。当事者間合意価格の採用条件や評価技法上の論点等を、近時の事例から徹底解説。
目次
第1章 株式買取請求制度等の概要
第2章 評価方法の選択
第3章 インカム・アプローチ
第4章 マーケット・アプローチ
第5章 ネットアセット・アプローチ
第6章 シナジーの配分
第7章 マイノリティ・ディスカウント
第8章 非流動性ディスカウント
資料編1 わが国における株式買取請求事件事例集(平成19年以降の主な事例)
資料編2 わが国における株式売買価格決定申立事件事例集(平成16年以降の主な事例)
資料編3 デラウェア州における株式買取請求事件等事例集(2010年以降の主な事例)
著者等紹介
池谷誠[イケヤマコト]
アルファフィナンシャルエキスパーツ株式会社マネージングディレクター。デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社バリュエーション・モデリング・エコノミクス部門マネージングディレクター等を経て現職。会社訴訟(株式買取請求事件を含む)、証券訴訟、知財訴訟、商事訴訟や国際仲裁事件などで、損害算定や公正価値評価を行う専門家(エコノミスト)として各種事件に関与。コロンビア大学国際関係学修士(国際金融・ビジネス専攻)、上智大学経済学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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