内容説明
本書は経営現象という極めて複雑な事象を多面的立体的に捉え、総合的な視点から解明することによって、現実の経営行動や21世紀の企業システムのあり方をよく理解できるようにした。また学問の融合化の高まりに応じて、学際的視点から経営や会計の総合化を目指してもいる。
目次
経営学の総合化を目ざして
政治システムとしての企業―シュタインマンの所論を中心として
リスク・マネジメントへの経営史的接近
企業の成長過程と競争戦略
戦略型ミドルと組織能力
日本的企業組織の将来
RD技術者に対して求められる複線型キャリア管理施策―専門職制度を中心に
変革期におけるリーダーの役割
現代の生産システムと次世代生産システム
装置産業における技術革新のプロセス―先行研究のレビュー〔ほか〕