内容説明
食市場は、その社会を映し出す鏡である。現代の食市場の特徴は、豊かな食生活にもかかわらず健康面で不安が増大していることである。このような市場現象の申し子が、正に食と薬とのボーダレスの典型「栄養ドリンク」市場である。本書は、二十一世紀の食市場の大きな流れが食と健康にあることを確認し、その動きの先駆者としての「栄養ドリンク」市場を多面的に見据えようとしたものである。
目次
第1章 新たな生活を提案する「コト」型商品
第2章 栄養ドリンク市場の拡がり
第3章 多種多様な栄養ドリンクの市場展開
第4章 栄養ドリンク市場の企業戦略
第5章 消費者は栄養ドリンクをどう評価したか
第6章 栄養ドリンクの市場環境を考える―法律の側面から