誰も教えてくれない「SCM計画立案・遵守」の疑問 あなたの会社の生販在（PSI）計画は機能していますか？

著者名：本間峯一

日刊工業新聞社（2023/09発売）

• ISBN：9784526082801

内容説明

サプライチェーン管理が難しい時代の生産・販売・在庫計画のあり方を総ざらい。当たらない計画に振り回される管理者に向けて、SCMの最適化を目指した計画の扱い方や、製番やロット番号管理によるタイムリーな進捗把握、変動に追従する段取り術など平易に授ける。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Kouichi Ume]

試験対策のためにSCMについて勉強したいと思いよみはじめました。PSIの周りについて扱っており、あまりないような気がします。ERPは大手のパッケージがたくさんあるので、そちらが有名ですが、それよりももう一段経営層に近いような気がします。最近の半導体不足での現象や、SCMがうまくいかなかった過去など勉強になりました。計画生産は、どこから調べていくか、なぜ計画に沿わないのかが挙げられています。内示や鯖読みなども扱っていて、確かにやってそうです。また、その影響や対策などがあり、本当に勉強になりました。

2024/06/30

[Toropi]

タイトルはSCMであるが製造業特に受注生産型には為になる一冊である。そこら辺のコンサルが書いている本と違いより実践的かつ失敗例が豊富。 日本の工場は現場対応で計画変動に対応してきた。 パッケージソフトが混乱を引き起こす。システムベンダーが無理なMRPの利用を提案した。

2025/04/26

[ノンミン]

本書は、現代のサプライチェーン管理の課題に焦点を当て、PSI計画の重要性が強調されています。著者は、計画に振り回される管理者向けに、SCMの最適化、進捗把握、変動対応など実践的な解決策を提供してあります。日本企業の現実に即したSCM運用策を示し、製造業の現場で直面する問題に対する具体的なアプローチが提案されています。

2025/03/16

[neko_machi0108]

企業会計とマータケティングが足らないというのが明確になったのは良かった

2024/09/12