内容説明
将来の不確実性が高い事業環境の中、真に持続的な企業価値向上に資するガバナンス・開示や対話のあり方とは?
目次
第1章 今、なぜガバナンス・企業開示改革が求められるのか?
第2章 アナリストの視点の根幹となる「経営基盤」の評価とは?―金融危機から学んだ教訓の普遍性
第3章 アナリストの視点1:経営戦略の事業環境との整合性、ビジネスモデルの持続可能性
第4章 アナリストの視点2:重要性の増すリスク管理を核とした経営管理(ERM)の実効性
第5章 アナリストの視点3:形式要件の充足を超えたガバナンスの実効性とは?
第6章 アナリストの視点4:ESGの財務への影響とは?―気候変動に焦点を当てて
第7章 アナリストの視点5:非財務情報の充実の費用対効果とは?
補章 監査報告書に求められる情報価値とは?
著者等紹介
水口啓子[ミズグチケイコ]
株式会社日本格付研究所審議役。JPモルガン、スタンダード&プアーズ、プライスウォーターハウスクーパース(中央青山監査法人)等を経て、2005年に株式会社日本格付研究所へ入社。2008年には格付企画部長兼チーフ・アナリストとして、企業の分析を行い、格付基準の検討にも関与、2017年より現職。金融審議会「保険商品・サービスの提供等の在り方に関するWG」、金融審議会「保険会社のグループ経営に関する規制の在り方WG」メンバー等を歴任。また金融審議会「ディスクロージャーWG」メンバーとして、企業と投資家・アナリストとの建設的な対話に向けた企業開示のあり方も踏まえた審議等に関与。現在、公認会計士・監査審査会委員、企業会計審議会委員・監査部会委員、企業会計基準委員会ディスクロージャー専門委員会専門委員、金融商品専門委員会専門委員、保険契約専門委員会専門委員、日本証券業協会「社債市場の活性化に向けたインフラ整備に関するWG」メンバー等を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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