出版社内容情報
海外子会社が舞台の企業不祥事が後を絶たない。そのガバナンス体制のどのように機能させるかを内部統制と監査実務の接点から明らかにする。リスク管理チェックリストも充実。
内容説明
2020年代のグローバルなリスク環境に対応して改訂。企業集団内部統制とリスク管理を一体として整備するための「組織」と「人」を考える。
目次
序章 海外事業・海外子会社のリスクコントロール(海外事業のリスクを管理する必要性;海外事業のリスク管理体制と内部統制整備 ほか)
第1章 海外子会社の管理体制(海外子会社の管理とGRC;海外子会社のガバナンス ほか)
第2章 海外子会社の法的リスクコントロール体制(新興国型法的リスクの管理;外国公務員に対する贈賄防止体制 ほか)
第3章 海外子会社の内部統制・ガバナンスおよび監査体制(海外事業監査と海外子会社;日本企業による海外事業監査の実態 ほか)
著者等紹介
長谷川俊明[ハセガワトシアキ]
1973年早稲田大学法学部卒業。1977年弁護士登録。1978年米国ワシントン大学法学修士課程修了(比較法学)。国土交通省航空局総合評価委員会委員、元司法試験考査委員(商法)。現在、渉外弁護士として、企業法務と共に国際金融取引や国際訴訟を扱う傍ら、上場・大会社数社の社外監査役を務める。長谷川俊明法律事務所代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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