出版社内容情報
大企業が既存事業の深掘りから新たな価値創造へ舵を切るのに有効な手段の1つが異業種連携である。IoT、AI等を活用し、優れた経営資源を異業種で連携させる戦略コンセプトと、その実践方法を具体的に解説する。
内容説明
現在、日本企業の多くは、既存製品・サービスの性能向上やコストダウンに注力していますが、こうしたビジネス展開はすでに行き詰まっています。顧客からの要求は果てしなく、要求に応え続けることで組織の疲弊を招き、自社を限界へと導くからです。このような現状からの方向転換を図るのが、「デジタル異業種連携戦略」です。IoTやAIなどのデジタルテクノロジーを活用し、自社が持つ優れた経営資産を異業種の経営資産と組み合わせることで、これまで関わりのなかった新市場や新規事業への参入を可能にします。本書では、デジタル異業種連携を実現するための戦略の立て方とその実践方法を具体的に解説します。
目次
第1章 デジタル化による既存市場破壊とイノベーションの本質
第2章 デジタル異業種連携戦略とは
第3章 仮説構想段階
第4章 戦略計画段階
第5章 契約・実行・モニター段階
第6章 デジタル異業種連携戦略プロジェクトのリスクマネジメント
第7章 デジタル異業種連携戦略の人材育成と個人のキャリア戦略
著者等紹介
高橋透[タカハシトオル]
株式会社ニューチャーネットワークス代表取締役。2010年より上智大学経済学部およびグローバル教育体系非常勤講師。2016年より「ヘルスケアIoTコンソーシアム」理事。2019年より顧客経験価値の可視化を専門とするスタートアップ企業株式会社ソビー代表取締役。ハイテク産業からコンシューマービジネス、官公庁までをコンサルティングする戦略コンサルタント。主に、大企業や組織のリーダーを対象に、未来を構想し創造するための“成長戦略”の企画構想とその実行支援を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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