出版社内容情報
事業承継税制の特例制度の創設を受け、新たに勉強を始めた税理士向けに、フローチャートを用い、税務のみならず数多くの論点を含む事業承継の進め方を基礎から解説。
内容説明
平成30年度税制改正で事業承継税制の特例制度が創設されたのち、いわゆる「事業承継税制ブーム」が起きている。しかし、そのブームの一方で、“もやっ”としている事業承継の全体像の中で、事業承継税制がどこに位置づけられるのかをうまく整理できず、何をすればいいのか、どのフェーズにいるのかとその先に進めないことが少なくないようである。そこで、新たに事業承継の勉強を始めた税理士向けに、フローチャートを用い、顧問先との「事業承継の歩き方」について数多くの論点を整理したのが本書である。
目次
1 事業承継のゴールの設定
2 現状確認・分析
3 事業の承継可能性・売却可能性の検討
4 自社株の承継先の検討
5 親族・従業員承継
6 自社株の問題
7 組織全体の問題
8 M&Aの検討
著者等紹介
石毛章浩[イシゲアキヒロ]
公認会計士・税理士。2007年早稲田大学政治経済学部経済学科卒業、09年早稲田大学大学院会計研究科修了。06年に公認会計士試験合格後、大学院に通いながら新日本有限責任監査法人(現EY新日本有限責任監査法人)に非常勤職員として入所。その後、税理士法人プライスウォーターハウスクーパース(現PwC税理士法人)、(株)野村資産承継研究所を経て独立開業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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