出版社内容情報
特許審査は審査官と出願者が、共に特許権を創るプロセスです。特許審査を知ることは重要なことです。
内容説明
拒絶理由通知から審査官とのコミュニケーションが始まる!審査の考えと判断基準を知ることで「特許査定」が近づく。特許を取るにはここが肝要。
目次
第1章 基本編―特許審査の概要を学ぶ(基礎知識;特許出願の流れ;出願書類と記載要件)
第2章 事例検討編―実事例を用いて審査の流れを学ぶ―実事例を用いて出願人として有効な補正の戦略を学ぶ(実事例の審査経過を見る;実事例を題材に出願人の応答戦略を検討する)
第3章 発展編―審査基準からは気が付きにくいこと、審査基準には書いていないことを学ぶ(特許法・審査基準だけでは何が不十分か?;対比の練習;組み合わせても本願発明にならない事例 ほか)
著者等紹介
伊藤健太郎[イトウケンタロウ]
TMI総合法律事務所パートナー弁理士。平成7年3月東京大学工学部計数工学科卒業。平成9年3月東京大学大学院工学系研究科計数工学専攻修了。平成9年4月特許庁に入庁。平成15年3月京都大学大学院経済学研究科経済動態分析専攻修了。平成17年4月TMI総合法律事務所勤務。平成21年5月サンタクララ大学ロースクールLL.M.修了。平成21年7月モルガン・ルイス&バッキアスLLPパロアルトオフィス勤務。平成22年7月TMI総合法律事務所に復帰。平成28年1月TMI総合法律事務所パートナー。平成29年4月一橋大学大学院国際企業戦略研究科非常勤講師。平成30年4月一橋大学大学院法学研究科非常勤講師
千本潤介[センボンジュンスケ]
一橋大学大学院准教授。平成14年3月東京大学理学部情報科学科卒業。平成16年3月東京大学大学院情報理工学系研究科コンピュータ科学専攻修了。平成16年4月特許庁に入庁(特許審査第四部)。平成20年4月審査官に昇任。平成21年3月桐蔭横浜大学法科大学院修了。平成21年4月審査基準室国際基準係長。平成22年4月審査第四部。平成22年4月~平成24年3月東京大学大学院情報理工学系研究科非常勤講師。平成24年10月総務課長補佐(法規班)。平成24年12月制度改正審議室(法規班と併任)。平成25年10月審査第四部。平成29年4月一橋大学大学院国際企業戦略研究科准教授。平成30年4月~現在、一橋大学大学院法学研究科准教授。慶應義塾大学大学院講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。