内容説明
英国地図製作の実態を明らかにし、時代を生きた劇作家シェイクスピアの思索と創造の軌跡を辿る新たな挑戦。第22回(平成25年度)福原記念英米文学賞受賞。
目次
序章 地図の解釈学
第1章 アイルランド地図の誕生と『ヘンリー六世・第二部』
第2章 イングランド地図の成立と歴史劇―『ウッドストック』、『リチャード二世』、『ヘンリー四世』二部作
第3章 キャムデンの地誌『ブリタニア』の出版と『リア王』
第4章 ブリテン地図と『マクベス』
第5章 二つのロンドン地図と『コリオレイナス』
第6章 新大陸の植民地地図と『テンペスト』
著者等紹介
勝山貴之[カツヤマタカユキ]
1958年生まれ。滋賀大学教育学部卒業、Michigan State University文部省海外派遣留学生、同志社大学大学院博士前期課程修了、博士後期課程中退、Harvard University(Harvard Yenching奨学金給付留学生)。現在、同志社大学文学部教授。Cambridge University(Clare Hall Visiting Fellow)。著書『英国地図製作とシェイクスピア演劇』で、第22回(平成25年度)福原記念英米文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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