内容説明
2010年4月1日から適用される新セグメント会計基準への対応を視野に、連結経営の基本構想やシステム構築の要件定義を筆者が携わったリーディングカンパニーの導入事例も交え、計算方法、仕訳の作成方法といった具体的な留意点までわかりやすく解説。
目次
「セグメント会計基準」改訂の衝撃
第1部 管理連結の考え方 総論(管理連結とは;管理連結の現状;共通論点1(一般論点)
共通論点2(BU連結))
第2部 管理連結の考え方 各論と進め方(実績連結;予算連結;見込連結;フリー・キャッシュ・フロー;直接原価計算;連結経営の導入手順)
第3部 連結会計の基本と補論(連結会計の基本;連結グループ内企業連関表のすすめ)
著者等紹介
中田清穂[ナカタセイホ]
公認会計士。1984年明治大学商学部卒。1985年青山監査法人入所、大手電機メーカーの米国基準での連結財務諸表監査チームに配属。後に、同社の会計システム改革に参画。1992年プライスウォーターハウスコンサルタント株式会社に転籍。トヨタ自動車、三菱石油(現新日本石油)、日本軽金属などの連結経営システムの構築・導入に従事。1997年株式会社ディーバ設立。東芝、パナソニック、JFE、新日鉄、NTT、三井不動産、帝人、その他大手電力会社など多数の連結経営システム導入を手掛ける。2005年独立。連結経営導入について、STRAVISやeCA‐DRIVERなど、特定の製品にとらわれない自由な活動を展開。内部統制対応やIFRSs適用対応についてもコンサルティング活動を実施。現在、株式会社ビジネスソリューション・ジャパン非常勤取締役および株式会社スリー・シー・コンサルティング顧問としても活動
三浦直樹[ミウラナオキ]
1988年慶応義塾大学理工学部卒。アンダーセンコンサルティング(現アクセンクチュア)に約10年間在籍し、会計業務革新プロジェクトを多数経験。その後、外資系大手ERPベンダーのコンサルティング部門の統括マネージャーを経て、2000年より連結会計パッケージベンダーの株式会社ディーバの取締役に就任。大規模プロジェクトのプロジェクトマネジメント、各種コンサルティングサービスの企画等を担当。2008年より某CRMコンサルティング会社の取締役に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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