出版社内容情報
サイバーやデジタル化などにより経営環境は激変し、経験したことがないほどの不確実性にさらされている。不確実性にどう向き合うべきかを著者の知見をもとに解説した意欲作。
後藤 茂之[ゴトウ シゲユキ]
著・文・その他
目次
第1章 ERMの発展と強化の方向性(リスク管理発展の流れ;戦略的意思決定とリスク管理の関係;ERM強化の方向性)
第2章 不確実性へのアプローチとリスク化(リスクの変質、不確実性の高まり;不確実性に対するアプローチ;不確実性下の意思決定;不確実性のリスク下の意味)
第3章 事例にみる不確実性のインパクト(事例検討に先立つ着目点;事例検討と教訓;不確実性への対処における留意点)
第4章 不確実性をマネージするためのERM(不確実性に向き合うための視点;リスクと不確実性の峻別と投資判断基準の設定;バイアス管理の強化;想定外のマネジメントの強化;不確実性に対する戦略的思考;新技術の応用とERMの進化;ERMの進化への期待)
著者等紹介
後藤茂之[ゴトウシゲユキ]
有限責任監査法人トーマツリスク管理戦略センターディレクター。これまで、大手損害保険会社及び保険持株会社にて、企画部長、リスク管理部長を歴任。日米保険交渉、合併・経営統合に伴う経営管理体制の構築、海外M&A、保険ERMの構築、グループ内部モデルの高度化、リスクアペタイト・フレームワーク、ORSAプロセス整備に従事。IAIS、Geneva Association、EAICなどのERM関連パネルへの参加。現職にて、ERM経営高度化、ガバナンス強化、規制変化への対応支援などのコンサルに従事。関連セミナー・講演の実施。大阪大学経済学部卒業。コロンビア大学ビジネススクール日本経済経営研究所・客員研究員、中央大学大学院総合政策研究科博士課程修了。博士(総合政策)。専修大学大学院客員教授、中央大学大学院非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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