出版社内容情報
情報システム部門やIT部門ではなく、経営層・業務部門に向けてデータマネジメントをビジネス、経営学の視点から解説。企業におけるデータ活用の指針というべき一冊。
喜田 昌樹[キダ マサキ]
著・文・その他/編集
一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会ビジネスデータ研究会[イッパンシャダンホウジンニホンジョウホウシステムユーザーキョウカイビジネスデー]
編集
内容説明
現在、AI、IoT、ビッグデータなど、ビジネスの上でデータ利活用が重視されています。自社内でのデータ利活用を推進するのにはどうすればよいのでしょうか。その一つの答えが、本書で提示する「データマネジメント」です。「データマネジメント」はどちらかというと技術系で議論されてきましたが、本書では、経営学、ビジネスの中でデータマネジメントを位置づけています。本書では、データマネジメントを「データを扱う人の管理」としてとらえ、技術系のデータマネジメント(データエンジニアリング)に加えて、データを扱う人に必要な知識とスキル(データサイエンスと事業価値化。データドリブン)、その管理に必要な専門組織の構築、IT部門の機能強化を検討します(「著者からのメッセージ」より)。
目次
序章 経営学でのデータ利活用の研究
第1章 実務界でのデータ利用活・データマネジメントのテーマ(JUAS研究会より)
第2章 情報、データ、電気(電子)信号の関係
第3章 データマネジメント全体のフレームワーク
第4章 データの分析・利活用とデータサイエンス
第5章 データを扱う人的スキル・組織体制
第6章 データマネジメントの経営効果・事業価値
第7章 データマネジメントにおけるIT部門の役割
終章 本書のまとめと課題
著者等紹介
喜田昌樹[キダマサキ]
大阪学院大学経営学部教授。2008年、神戸大学より論文博士、博士(経営学)。認知的組織論、ナレッジマネジメント、テキストマイニング、データマイニングなどを専門に。著書・論文多数。組織学会、日本経営学会、経営情報学会、日本ナレッジ・マネジメント学会(理事)、日本ビジネス心理学会(理事)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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