内容説明
中小企業経営者の悩みのひとつに、計数管理つまり数字を使って経営状況を的確に説明し、かつ計画・統制する人材がいないということがあります。当然のことながら、この計数管理には戦略的思考力、論理的思考力、折衝力、企画力、プレゼン能力など、極めて多彩な能力が要求されています。そこで本書では、会社の1年間の管理会計に関する実務を物語によって展開することで、全体の流れをつかみ、実務内容を身につけていただくことができるように構成しました。
目次
プロローグ 求められる管理会計スタッフ
1 安定経営のための目標とは
2 予算編成作業スタート
3 数字は道具、大切なのは対策の中身
4 新年度スタートに向けて
エピローグ 企業は人なり
著者等紹介
桜井道裕[サクライミチヒロ]
1959年大阪生まれ。1981年大阪市立大学法学部卒業後、大手海運会社を経て、住友ビジネスコンサルティングおよび日本総合研究所で経営コンサルタントとして活躍。1997年コンサルティング会社である(株)ハーブ・ビジネス・アシストを設立、代表取締役に就任。2004年財務コンサルティング会社であるパワーザイム(株)の立ち上げに参加。銀行系シンクタンクなど数社のセミナーに多数出講する他、大阪市中小企業支援センターの経営サポーターも務める(2005年現在)。専門分野は、管理会計、経営計画、業務改革など。また、国際的な環境NGOであるナチュラル・ステップの日本国内での活動の支援も行っている
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感想・レビュー
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