内容説明
予算と会計を一体的に扱う意味での「公会計」改革の処方箋を財政目標達成の見地から論究。
目次
第1章 政府の予算・会計制度改革:主要国の制度設計とその決定要因
第2章 わが国の公会計制度改革:現状と課題
第3章 マクロ財政運営と公会計情報:公会計の役割と限界
第4章 行財政改革と公会計情報:事務事業効率化に対する寄与と限界
第5章 予算・会計制度改革における整合性と補完性
第6章 わが国における予算・会計制度の改革戦略
著者等紹介
山本清[ヤマモトキヨシ]
1953年生まれ。京都大学工学部卒業後、会計検査院に勤務。東京工業大学大学院に研修派遣。その後学界に転じ、小樽商科大学、岡山大学を経て現在、国立大学財務・経営センター研究部教授(2005年4月から東京大学大学院教育学研究科教授を併任)。2002年京都大学博士(経済学)。専攻は政府の経営学・会計学、大学財務運営論。学会・社会活動として、地方自治研究学会理事、国際公会計学会常任理事、総務省政策評価・独立行政法人評価委員会臨時委員、財政制度等審議会、国立大学法人評価委員会の専門委員、財務省政策評価に関する懇談会、国土交通省政策評価会の委員など
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